失った歯を補うためのひとつの選択肢~インプラント治療~

失った歯を補うためのひとつの選択肢~インプラント治療~

歯を失ったときに歯の機能を回復するための治療はおもに3つあります。それは、となりの歯を削って支台にする「ブリッジ治療」、取り外し可能な「入れ歯治療」そして人工歯根を埋め込む「インプラント治療」です。インプラント治療は外科手術が必要ですが、人工歯根を顎の骨に埋め込みしっかり結合させると安定した咬み心地を得られる治療法です。まるで自分の歯のような感覚がよみがえります。またセラミック製や特殊な入れ歯で歯の機能を補えば、見た目も自然に美しく仕上げられます。

水戸市赤塚駅近くの歯医者「大澤一茂歯科医院」では、経験と精密さが要求されるインプラント治療に対応します。患者さんのご要望に沿った治療を行いますので、まずはお気軽にご相談ください。

インプラント治療のメリット・デメリット

メリット
しっかり咬める
デメリット
外科手術が必要
生体親和性の高いチタン製のインプラントが顎の骨としっかり結合すると、グッと咬むことができます。天然歯で咬む力の約8割まで回復できるといわれているので、まるで自分の歯で咬んでいるような咬み心地が得られます。 人工歯根を顎の骨に埋め込むので外科処置が必要です。全身疾患がある場合には、処置ができない場合があります。また自費診療なので治療費を全額負担していただかなければなりません。

【歯が抜けたまま放っておいてはいけません】

あなたやご家族に歯が抜けたまま治療を受けずに放置している方はいらっしゃいませんか? それはお口全体の健康をおびやかします。見た目が悪いだけではありません。残っている歯が動いてしまい、咬み合わせが乱れ、歯並びが悪くなってしまいます。そして歯を失った部分の顎の骨が吸収して痩せてしまい、いざインプラント治療を受けるときに、まず骨を増やす処置から始めなければならなくなります。歯が抜けてしまったら、たった1本でもあなどらずにできるだけ早く治療を受けましょう。

当院のインプラント治療について

当院のインプラント治療について

当院院長は近未来オステオインプラント学会(IPOI)学会の指導医です。学会・学術大会への出席・発表、および臨床歴・症例など豊富な経験・実績があります。当院が採用している「POIインプラント」は日本のインプラントシステムの中でもっとも歴史と臨床実績のある京セラメディカル製です。

また当院院長は日本顎咬合学会の指導医でもあります。知識と経験をいかした精度の高い治療のご提供ができますので安心です。

インプラントオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャー

数本のインプラントを埋め込んで、そのインプラントを支えにして特殊な入れ歯を固定するのがインプラントオーバーデンチャーです。歯が残っていない方でも4本ほどのインプラントを埋入するだけで、顎全体の機能を補えます。通常のセラミック製の人工歯を装着するインプラント治療にくらべて、インプラントの本数が少ないので身体への負担も経済的な負担も軽減できます。そして入れ歯治療だけの場合よりも、入れ歯が安定し、しっかり咬むことができます。

骨量が不足している方へ

インプラント治療では顎の骨に人工歯根を埋め込むので十分な骨量が必要です。骨の厚みや幅、密度が不足しているときには、骨の再生療法を行う必要があります。

ソケットリフト

上の顎の奥歯の顎の骨が足りない場合に、インプラントを埋め込む部位に移植骨を挿入して粘膜を押し上げていき、治療に必要な骨の高さを確保する骨再生療法です。同時にインプラントを埋入するので、治療期間をサイナスリフトより短縮できます。

ソケットリフト

サイナスリフト

上の顎の奥歯の顎の骨がさらに足りない場合、歯ぐきの側面から切開して骨と粘膜をはがし、そこに骨移植を行います。約3~6ヶ月待ち、骨の再生を確認したら、インプラント治療を行います。

GBR

下顎の骨が足りない場合には、インプラントを埋入する部位に自家骨または骨補填材を入れ、その上にメンブレンという特殊な膜を被せて歯肉の侵入を防いで骨の再生を促します。

PICK UPインプラントはメインテナンスが大切です

【PICK UP】インプラントはメインテナンスが大切です

せっかく手に入れたインプラントもケアを怠ると長持ちしません。人工歯根は虫歯になりませんが、毎日のケアを怠ると、歯周病に似た「インプラント周囲炎」にかかってしまい、インプラントを失うことにもつながるのです。毎日、ブラッシングを丁寧に行い、さらに定期検診を受けてインプラントをずっと快適に使えるようにしましょう。

インプラント治療の流れ

【1】診断と治療計画
【1】診断と治療計画 レントゲンやCT撮影を行い、精密検査の結果を参考にして治療計画をご提案します。
【2】手術
【2】手術 局所麻酔をしたあと、インプラントを顎の骨に埋め込みます。インプラントが顎の骨としっかり結合するまで3~6ヶ月のほどの安静期間を設けます。
【3】人工歯の装着
【3】人工歯の装着 安静期間を終えて、インプラントと顎の骨の結合を確認したらセラミック製の人工歯や特殊な入れ歯を装着して歯の機能回復をします。
【4】メインテナンス
【4】メインテナンス インプラント治療後はメインテナンスが大切です。毎日のブラッシングとともに歯科医院での定期的なメインテナンスを受けてインプラントを長持ちさせましょう。定期検診ではインプラント治療部位だけでなく、お口全体の検査や予防処置も行います。